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CoderDojoに関わる人の情報交換&交流会に参加しました

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(写真はFacebookのイベントページよりお借りしました)

12月3日にサイボウズ大阪オフィスで開催された、CoderDojoに関わる人たちの情報交換&交流会に参加させて頂きました!

 既に長年CoderDojoを運営されている方、私たちと同じく立ち上げたばかりの方、これから立ち上げを検討されている方など、様々な立場の方から、活発な意見のやり取りがありました。

 多くの道場で共通の悩みがあり、いくつか挙げると、

運営面

・ニンジャ、メンターの確保
 ニンジャの参加希望が多い道場では、メンターが確保できないと希望に応えることができず、心苦しいとの事でした。もともとチャンピオンが他のコミュニティに所属している場合は、ある程度メンターの確保もできますが、そうでなければ他の道場に助っ人をお願いするなどで対処されているそうです。このあたりはイベントなどの機会に大学や企業に積極的に広報していくしかないのかなと思いました。

 ニンジャが集まらないケースでは、学校や地域へチラシなどでお知らせしていくなど、地道な努力が必要だなと感じました。

・募集時の対応
 道場開催時にお知らせできることは限りがあります。スムーズな運営のためには注意事項をたくさん並べたい気持ちになりますが、参加してくださる皆さんにこちらの意図がすべて伝わるわけではないので、個々のケースでは様々な苦労話が出ました。最低限のルールは必要ですが、あとは現場で柔軟に対応していこうと思います。

・裏方業務の負担軽減
 募集やフォローといったフロントエンド業務の負担を軽減するため、connpassやDoorKeeperといったイベント管理サービスを利用している道場が多かったです。一応CoderDojo財団が提供しているZenというシステムも利用できるのですが、使いづらいといった意見が多く出ていました。和歌山はまだ立ち上げたばかりということもあって、そういったサービスは利用していませんが、これから参加者が増えてくると検討していかないといけないなと感じました。

・経済的な負担
 できるだけ多くのニンジャにプログラミングを体験してもらい、学んでもらうといったCoderDojoの理念から、参加者から費用を頂くことはしていません。しかし、運営には費用がかかることも事実です。多くの道場では参加者から任意で寄付を募っていました。また、会場提供などで企業スポンサーがついている道場もありました。これはチャンピオンの個人的なコネクションによるところも大きく、どの道場でもできることではないのですが、IT系のセミナーなどを通じて交渉してみたいと思います。
 ちなみに、本家アイルランドのCoderDojo財団はMicrosoftなどのIT企業からの寄付で運営されているそうです。

内容面

・ニンジャのモチベーション
 私たちは来てくれるニンジャに様々なスキルを身につけてもらい、自己表現の幅を広げてほしいと願っています。それぞれのニンジャに合わせたステップアップの導線は確立していないので、これからの課題だと思いました。こういったこともできるよ、といった例示をメンターが行うことはできますが、「大人だからできる」と思われてはやってみようという気持ちに繋がらないので難しいところです。

Minecraft(通称:マイクラ)の扱い
 Minecraftはニンジャたちに大人気のゲームです。プログラムでブロックを積んで建物を建てる、といった一連の処理を自動化できるのですが、対応できるメンターが少なく、ニンジャの希望に沿えていないのが現状です。
 また、プログラミングよりゲームそのものに夢中になってしまい、学びにつながらないといった怖さもあります。

・作品の発表
 CoderDojoではその日の最後に作った作品を発表してもらうことにしています。これは、他のニンジャの作品に触発されて、自分の作品づくりの参考にしてほしいという目的があります。Scratchはインターネット上で作品を公開できる仕組みがあるのですが、会場のネット環境の都合などで作品が共有できないケースもあり、難しい面もあるのですが、共有する側、参考にする側双方にとってメリットがあるので、取り組んでいきたい課題です。

やってみたい事

・発表時間の中継
 関西の道場も増えてきて、同日開催になることも珍しくなくなってきました。そこで、発表時間を合わせて他の道場の様子を中継することができるんじゃないか、という話が出ました。
 これも会場のネット環境によるところが大きいですが、一つの道場だけでは出来ない経験ができるので、取り組んでみたいテーマです。

・MegaDojoの開催
 海外のCoderDojoでは、大きな会場に地域の道場が一堂に会してMegaDojoというイベントを実施しています。日本ではScratch Day in Tokyoなどがイメージに一番近いんじゃないでしょうか。今年は日本で初めてDojoConが開催されましたし、こういったイベントが実現できるとすごくワクワクしますね。 

まとめ

 住んでいる所も、職業もバラエティに富んでいる人たちが、こうして交流できるのもCoderDojoの大きな魅力の一つだと思っています。

 私たちCoderDojo 和歌山も今後の活動を通じてCoderDojoコミュニティに貢献していきたいと考えています。よろしくお願いします。